吹田市江坂のいしかわクリニック、内科、消化器内科、胃・大腸内視鏡、肛門科
     
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消化器内科 で行うCT検査とは

吹田市江坂にある【いしかわクリニック】です。 皆さんはCT検査を今までに受けたことはありますでしょうか?いざ検査をするとなっても、どのような検査なのか未知では、少し怖いですよね。CT検査とは、CT(Computed Tomography)の略で、身体内部のがんの有無や治療の効果を調べることができます。ここではCT検査とは一体何か、検査の目的やCT検査の種類などご紹介します。ご不明な点ございましたら、吹田市江坂にある【いしかわクリニック】にご相談ください。

内科医師の問診

CT検査

検査目的

全身の検査を行うのに、ヘリカルCTを用います。ヘリカルCT検査とは、X線により1回の息止め(20秒程度)で胸部をらせん状にスキャンし、肺の細部まで検査をすることができる方法です。肺では、直径およそ5mmのできものや瘤、いわゆる腫瘤(しゅりゅう)を見つけることができ、肺癌検診への対応が可能になります。また、造影剤を使用することで、肝臓・胆嚢・膵臓の役1~2cmの小さな病気になる恐れのある生体が、映し出すことが可能です。3次元で立体的に見える画像は主に胆管について使用でき、腹腔鏡下胆嚢摘出術のために情報を提供しています。

CT検査方法

・単純CT

検査台で横になっていただきます。息を止める合図がありましたら、ある一定時間息止めをしていただきその間に撮影をおこないます。

・点滴造影CT

単純検査と同様に行いますが、造影剤の天敵を行います。撮影は点滴前と点滴後の二回行われます。造影剤を使用することで画像にコントラストを付けたり、ある臓器を強調して撮影するために行います。

・ダイナミック影CT

点滴造影CTと同じように造影剤を使用します。異なる点は造影剤の体内に入れる方法です。ダイナミック影CTの場合、針を腕に刺し造影剤を注入します。造影剤を機械で注入しながら撮影を行います。 造影剤注入時は3回(1回目:注入開始30秒歩、2回目:1回目終了後15秒後、3回目:2回目終了後150秒後)時間を追って撮影を行います。この方法は肝臓を撮影するときに最も多く用いられます。

CT検査でよくある質問

Q.CT検査による被ばくなど、体への影響はありませんか?撮りすぎは危なくないですか?

A. 一般的に、CT検査一回で受ける放射線量は5~30程度といわれています。後ろについている単位のSvとは、放射線が人間にあたったときにどれだけ健康に影響があるかを表すときに使う単位です。人の健康状態に害をなすことが確認されている放射線量は100mSv以上と判明しております。 放射線による被ばくが不安になるかもしれませんが、普段、生活している中でも身の回りに存在する放射線を受けています。例を挙げると、東京からニューヨークまでの距離を飛行機利用したとします。すると、人体が受ける放射線量は0.11~0.16mSvほどになります。また、一般的に、日本で生活していると、1年間の日常生活の中で受ける放射線量はだいたい平均2.1mSvといわれています。 確かに、不要な検査を繰り返すことは良い事とは言えません。しかし、医師が必要と判断した際には検査を行い、がんの発見や治療の効果を確認することが必要です。過敏に拒否するほどリスクがあるような検査ではないのです。また、検査を行うことで得られる情報は医師から下不可欠な場合もあります。しかしながら、検査を受けるべきでない人もいます。それは妊娠している人、妊娠している可能性のある人です。成人と比べると胎児の身体は放射線の影響を受けやすいです。医師からも確認はしますが、妊娠されている、または、可能性がある場合には、必ず医師に伝えて相談するようにしてください。

まとめ

以上CT検査についてでした。CT検査は、自身で受けようかなと考えたときに受けるような検査ではありません。医師から必要だと判断された際に受ける検査となっています。検査の目的などを知ることで気持ちにも余裕ができるかと思います。また、被ばくについて伊賀にも不安な点がありました、当院へご相談ください。 吹田市江坂で消化器内科をお探しの際は【いしかわクリニック】にご相談ください。

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