吹田市江坂のいしかわクリニック、内科、消化器内科、胃・大腸内視鏡、肛門科
     
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内科で行う漢方薬治療とは

かぜ(感冒)、ウイルス性感染症の早い段階での治療や西洋医学の薬だけではすっきりしない場合などは漢方薬が有効な場合があります。吹田市・江坂にある内科【いしかわクリニック】でも漢方薬を使用した治療をすることができます。ご不明な点がある場合はお気軽にご相談ください。

体調が悪い女性

内科で行う漢方薬治療について

内科で行う漢方薬治療では様々なご相談を伺います。些細なことでも構いません、当院へご相談ください。そのうえで、東洋医学と西洋医学の両方の観点から患者さまの症状を考え、最適な治療方法をご提供します。患者さまの症状にもよりますが、場合によっては漢方薬治療よりも西洋医学による治療が最善なこともあります。その時々によって、理由も詳しく説明したうえで、納得していただける治療をご提案します。

漢方薬について

漢方薬とは漢薬ともいい、処方に従って数種類の生薬を混ぜて作り合わせたものを指します。患者さまの症状や要望に応じて、より適切に治せる方法を判断できるよう、西洋医学による治療だけではなく、漢方薬(東洋医学)による治療も積極的に採用しております。

内科で行う漢方治療のメリット

西洋医学の治療でも様々なメリットが存在しますが漢方治療にもあります。

初めに挙げられるメリット以下の通りです

  • 体質による症状が期待できる
  • 西洋の医薬品に比べて、早い段階での治療を開始できる
  • 漢方薬ならではの症状に対する治療
  • 自分に合った漢方薬を服用できる

などのことが挙げられます。

西洋医学か漢方医学のどちらかの医学に偏らず、両者併用で臨機応変に対応することで、症状の軽減、治療期間の短縮が望めます。

漢方薬の飲み方

錠剤、カプセル

一般的なお薬の服用の仕方と同じよう、お薬を水と一緒にお飲みください。

エキス剤

1回分を大体100150mlほどのお湯に溶かして服用します。

(理由)漢方エキス製剤は溶かしてのむために顆粒状(粉末を固め大型の粒に成形したもの)になっています。お湯でもどすことによって本来の味わいや吸収が得ることができます。お湯にとかすと味が苦くて飲めない際は、粉のまま服用することも可能です。

せんじ薬

生薬の入った袋を約600mlのお水と一緒に煎じ器などで煎じます。煎じる時間は約30分程度です。煎じ終わると薬300ml程度に減っています。これを1回約100ml13回に分けて服用します。

服用時間

基本的には食前30分前、または食間(10時、15時、20時頃)に飲むよう心がけてください。

(理由)

漢方薬はほとんどが植物を原料とした薬となっています。そのため、食べ物と一緒に飲むと漢方薬の本来の効能が得られない可能性があります。ただ、空腹で飲むと気持ちが悪い、不快感がるなど、飲みづらい場合は食後に飲んでも大丈夫です。飲まないで済ませてしまわず、なるべく飲めるよう工夫することが大事です。

服用後の注意

漢方薬による副作用は、間質性肺炎(0.004%)、薬剤性肝障害(漢方薬による肝障害は全薬剤性肝障害の0.010.05%)、偽性アルドステロン症、などがあります。定期診察や検査をおこなっていれば、後遺症を残すような重大な副作用が生じる心配はほとんど無いためご安心ください。また、漢方薬を服用した後の1週間ほどはお腹の調子が変化することがあります。腸内細菌のバランスには個人で違いがあるためです。多くの方はつづけて服用していると治るようになります。ご不安な点があれば【いしかわクリニック】にご相談ください。

まとめ

内科で行う漢方薬治療について解説いたしました。決して偏った考え方はせず、あらゆる面で最善な治療方法を見つけ、一人ひとりの患者さまの症状と向き合うことが大切だと考えております。漢方薬は肥満、冷え性、更年期障害(男女共)、頭痛、こむら返り、頻尿、だるさなど、様々な効能が期待できるものとなっております。

現在使用していて不安なことがある、ご自身の今の上場の悩みを少しでも改善した、そんな方は一度吹田市・江坂にある内科【いしかわクリニック】にご相談ください。

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